DREAM LOVER
ダンススタジオ TOKYO STEPS ARTS 八王子校のYOSHIDAです。
新年度を迎え、新たなスタートを切った人も多いと思います。新しい環境やルールに慣れるまでは不安や戸惑い、緊張もあると思いますが、そんな時こそステップスで汗を流して心身ともにリフレッシュして下さい。
さて、今日は穏やかな春の日にぴったりの曲をご紹介します。
世界の歌姫マライア・キャリーの93年のアルバム『MUSIC BOX』からのシングルで全米シングル1位に8週連続で輝いたビッグヒットチューンです。
【八王子校レコメンド曲 No.13】
MARIAH CAREY
「DREAM LOVER」1993年
この曲がヒットした時、日本では新しいダンスジャンル「HIPHOP」がNYから上陸したばかりでした。(それまで自分が踊っていたニュー・ジャック・スイングやホーシングをHIPHOPだと認識していたので、かなり困惑しましたが…)
HIPHOPは大きく分けて、音楽・文化・ダンスの3つの概念があります。(HIPHOPと聞いた時にどの概念に属する呼称なのか明確にしておかないと混乱が生じます)
おおざっぱなHIPHOPダンスの流れ
1980年代=ブレイキング、POP、LOCK etc…
1990年前後=ニュー・ジャック・スイング
1992年以降=HIPHOP
(その後はよく知りません…)
1990年頃はHIPHOPダンスと言えばニュー・ジャック・スイングの事なんですね。なので当時、HIPHOP(ニュー・ジャック・スイング)を踊っていた自分は、HIPHOPと言うダンスが新たに上陸した時に「じゃあ、俺達が踊ってた踊りはHIPHOPじゃないの?」って混乱する訳です。(上手く説明できてますかね…)
そんな情報が乏しい時代にダンサー筋から「マライア・キャリーのPVに最先端のNYのHIPHOPダンサーが出演している」と聞いて、知ったのがこの曲「ドリームラバー」です。
このPVはHIP HOPダンスのオリジネーターチーム「エリート・フォース」の創始者ブッダ・ストレッチが振付しているんですが、今みるとダンスシーンが少ないですね…(当時のダンサーには話題のPVだったのですが…)
肝心の曲の方は、相変わらず透明度の高い歌声でスウィートなミディアム・チューンに仕上がっています。(皆さんへの命中率は高めだと思いますよ。)
それではまた、ダンススタジオでお会いしましょう♪