アイソレーションでダンスがうまくなる
ダンスの基本のひとつに「アイソレーション(アイソレ)」というものがあります。
アイソレーション(Isolation)とは「分離、独立」などの意味で、身体のある部分を単独で動かす技術およびトレーニングのことです。
首、肩、腕、手首、腰、足など、身体の特定のパーツだけを動かすことによって、動きにメリハリが生まれ、ダンスの表現力は大きく向上しうまくなります。
一般の方には「パントマイムやロボットダンスの様な動き」と説明すると、イメージしやすいと思います。
アイソレーションは、ヒップホップダンス、ジャズダンス、ストリートダンスでも基本となりますし、ブレイクダンス、ポッピングにも必要な技術です。もちろん、その他のダンスでも重要な要素です。
アイソレーションとダンスは切り離せません。
《アイソレーションのポイント》
とにかく「どの部位を固定して、どこの部位を、どのように動かすのか」を意識することが大切です。
アイソレーションをマスターするまでは、意識しながらゆっくりと身体を動かしましょう。
重要なのは、正しいやり方と反復練習です。
それと、「動かす」よりも「固定する方に意識を集中しましょう。
例えば、肩のラインが少しでもブレてしまうと身体全体が動いた印象を与えてしまいます。
そのため、上半身のアイソレーションを行う場合には、肩のラインを固定することを意識しましょう。
くどいようですが、アイソレーションは意識しながら行うことが重要です。
何も考えずに1000回自主練習するよりも、インストラクターに指導されて10回トレーニングした方が圧倒的に効率が良いです。アイソレーションのトレーニングをしている方は、たまにダンス仲間やインストラクターに見てもらって確認しましょう。
アイソレーションは普通の人間では出来ない動きなので、習得するまでは長い道のりかも知れません。
しかし、アイソレーションをマスターすることでダンスの表現は、より豊かになりうまくなります。
ダンスがうまくなりたい方は、是非、ダンスレッスンでアイソレーションを大事に行ってみてください。