バランス力を高めるだけでダンスのクオリティは高くなる

バランス力を高めるだけでダンスのクオリティは高くなる

ダンス上級者は、共通して「どんな体勢でもバランスを保てる脚」を持っています。

片脚立ちでも、身体を大きく反らしても、しっかり脚を使ってバランスを保ちます。

コツは、足の裏全体で地面を押しこむように意識する事、足の指を使って力加減を調整することです。
靴を履いた状態で足の指を動かしても効果があるのと疑問に思うかもしれませんが足の指の力を有効に使うことでバランス力は大きくアップします。

 

ダンスにはバランス力も大切です。重心がズレていると・・・

①姿勢が悪くなる

②ふんばりが効かない

③決めポーズの時にビシッと決まらない。軸がブレてしまう。

④ターンの際、キレイに回れない。フラついてしまう。

⑤ジャンプができない(スムーズにジャンプできない、着地でよろめく)

――などが起こります。

 

上記の様なことが起こると重心がズレてしまい、ダンスのクオリティは低くなります。

 

そして、修正しないままでいるとさらに姿勢が悪くなり、もっとダンスの質を落とします。
つまり、重心がズレていたりバランスが崩れているままでいると“重心ズレの悪循環”を続けることになります。

 

 

特にターンの場合、重心がズレているということは致命的にかっこ悪くなります。

ターンというより、よろめいている様に見えたり、ダラダラと回っているようにも見えます。
さらに重心がズレていると、ふんばりもきかず、軸足に乗ることも出来ないため、ターンだけでなく、ジャンプにも大きく影響してきます。

 

 

ダンスにおいてバランスは動作やテクニック面だけでなく、ポーズ(決めのポース)を取る際に、バッチリと決まりません。他のメンバーがビシッと決まっているのに、自分だけフラフラ動いているわけにはいきません。

ここでバランスアップのための足の指の鍛え方をご紹介します。

 

■足の指の鍛え方

1.立った状態でタオルの端を足指の下に敷く

2.足を「パー」にしてタオルに押し当て、「グー」にしながらタオルを掴む

 

1と2を繰り返し、足の指でゆっくりとタオルを手前に引き寄せていきます

この時の注意点としては、かかとの位置をズラさないことです。

また、スピードはゆっくりで構いません。

スピードよりも、しっかり足の指を動かしていることや力を入れていることを意識しましょう。

焦らずゆっくりと実践し、毎日、3回でもいいのでやってみましょう。

地面を足の裏でつかんで自分のバランスで踊りましょう!!

 

毎日少しずつやっていくことで、自分の重心を把握できるようになっていくと思います。

重心(バランス)が上手にとれる様になると、動きがスムーズになり、ダンスのクオリティが変わります。