1980年代のダンス
前回まで1960年代から1970年代までのダンスシーンを振り返ってきましたが、
1980年代のダンスシーンと聞いて、どんなことをイメージされるでしょうか?
この時代まで来ると、その時代にリアルタイムでディスコで踊っていた記憶をお持ちの方も多いでしょう。アラサーやアラフォー世代にとっては、まさに青春の思い出とも言える時代ではないでしょうか。
今回は1980年代のダンスヒーロー達を見ていきましょう。
♢マイケル・ジャクソン
言わずと知れたポップの王様、”キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンが全盛期を迎えていたのも1980年代です。もはや歌手もダンサーも超越し、究極のエンターテイナーだといえる、稀有な存在です。もちろん歌手としても大成功し、全世界のレコード売り上げは10億枚を超えています。伝説は数多もありますが、ミュージック・ビデオの革命であった「スリラー(Thriller)」を挙げないわけにはいきません。”史上最も売れたアルバム”としてギネス記録も持っています。マイケル・ジャクソンのダンスは、ソウル・ロック・JAZZ・タップなど、複数のスタイルがミックスされていて、まさに「マイケル・スタイル」としか言いようがありません。
♢MCハマー
MCハマーは1962年カリフォルニア州出身の歌手、ダンサーです。ダンスをやっている人間でMCハマーを知らない人はいないでしょう。中でも「U Can’t Touch This」はあまりにも有名です。彼は1980年代の後半から1990年代にかけて、ヒップホップ界に一大旋風を巻き起こしました。彼はラップの先駆者的な存在で、しかもラップとダンスを融合させたことで、新たな分野を切り開きました。ミュージック・ビデオを見ていると、誰でも思わず踊りだしたくさせる、そんなパワーが彼のダンスにはあります。また、Mcハマーが踊っていたダンスは、ミドルスクールに属する「I・S・D(International Step Dance)と呼ばれます。
MC Hammer 【U Can’t Touch This】
♢ボビー・ブラウン
ボビー・ブラウンはボストン出身の歌手ですが、やはりダンサーとしての方が有名でしょう。
彼は元来、アイドルグループ「ニュー・エディション」の一員としてデビューしましたが、
『ゴーストバスターズ2』のテーマソング「On Our Own」や、松下電器のラジカセのCMソングなどでも日本では知られています。
人気番組『ダンス甲子園』を通じて、若者たちが彼の真似をして、一種の社会現象にまで発展しました。
ちなみに、EXILEの前身である「J Soul Brothers」は、ボビー・ブラウンが命名したということは意外にも知られていません。さらに、彼を知っている人なら、ミュージック・ビデオでランニングマンを踊っていたことを覚えてるかも知れませんが、ランニングマンのこと自体を”ボビー・ブラウン”と呼ぶこともあります。
BOBBY BROWN 【Every Little Step / Don’t Be Cruel 】
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