世界のダンスを知ってみよう3
世界では、私たちが知らないような多くのダンスが踊られています。
今回は世界各国のダンスを紹介します。あなたはどれだけ知ってますか?
■中東「ベリーダンス」
ベリーダンスは中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンスで、世界でもっとも古い踊りと言われています。音楽に合わせて、身体で音を奏でるようにお腹やウエストをくねらせたり、太鼓の音に合わせて全身でリズムを刻みます。ベリーダンスの動きは、上品かつしなやかなで曲線的なラインを強調するため、やわらかなしぐさが自然に身につくことで女性に人気です。
■ヨーロッパ「バレエ」
バレエはヨーロッパで発展し広まった、歌詞や台詞を伴わない舞台舞踊です。オペラの一部として発達したため物語性を持ち、様式化された動きやポーズで構成されています。大きく、「ロマンティック・バレエ」「クラシック・バレエ」「モダン・バレエ」の3つに分けられ、どれも指先まで気を配られた美しい姿勢が特徴です。子供から大人まで幅広い年代に親しまれています。
■キューバ「サルサ」
キューバやプエルトリコで「ソン」と呼ばれる民族音楽をベースに、ニューヨークの移民が中心となり発展した
ペアダンスです。サルサのリズムは基本的に八拍子で非常にリズムが速いのが特徴です。リズムの基本は南米特有の「クラーヴェ」という単位で、1クラーヴェに8拍の音楽に6ステップを合わせて踊ります。サルサには決まった振り付けはなく、男性がリード役となり女性をフォローすることでアドリブによって踊ります。
■ウクライナ「コサックダンス」
ウクライナ・コサックの伝統的な踊りで、元々はウクライナに進行してきたモンゴル軍の武術にいろいろな変化が加わったダンスです。中腰の姿勢で足を交互に前を出すという印象が強いですが、これは多くのステップの一つに過ぎず、他にも多様なステップやポーズを持っています。武術を基本に持っているため、男性の踊りというイメージがありますが、女性が踊るおとなしめのコサックダンスもあります。
いかがでしょうか?
ひとくくりにダンスといっても、その国ごとに特色が表現されていますよね。
世界のダンスを紹介するのが今回で第3回目となりました。
最近では、ダンスを通じた国際交流も盛んです。あなたも世界に羽ばきませんか?