若者を中心に人気を集める「ハウスダンス」の魅力!
ヒップホップに比べるとやや認知度の低いハウスダンスですが、実は若者を中心に人気を集めるダンスジャンルの一つです。ステップの数が多いのが特徴で、速い動きが求められることから、一見すると難しそうに見えるかもしれません。しかし、コツさえ覚えればすぐに踊れます。今回はハウスダンスの魅力についてご紹介します。
ハウスダンスの歴史
若者を中心に人気の「ハウスダンス」は、ディスコダンスの一種であり、実はよく知られるヒップホップダンスと同じくらい長い歴史があります。もともとハウスダンスは、1970年代にアメリカのシカゴで発祥したダンスジャンルです。1980年代からはニューヨークを中心として流行しました。
そんなハウスダンスの特徴は、「ハウスミュージック」に合わせて踊ることです。ハウスミュージックとは、ディスコで流れていた音楽から発展した、クラブミュージックの一種です。
ハウスダンスの基本ステップ
ハウスダンスは、ヒップホップと比べてステップが多く、かつアップテンポの曲に合わせて踊るのが特徴です。いくつかのステップをマスターし、これらを繋げることでパフォーマンスが可能となります。
- ダウン…かかとをつけずにバウンドをする動きです。このとき、首もひざと一緒にリズムを取ります。
- ツーステップ…ダウンのリズムで取る、ハウスダンスにとって重要なステップです。
- パドブレ…足をクロスさせるような形でリズムを取る動きです。
- スケート…まるでスケートで滑っているかのように動きます。ハウスダンスの魅力はやはりステップです。足をスムーズに動かしてメリハリをつけて踊れば、観客はより惹きつけられていくでしょう。ハウスダンスの練習を続けると、自然と自分らしい動きや雰囲気が出て、しだいに個性が身につきます。
ハウスダンスを上手く踊るには
ハウスダンスはステップが多く動きが激しいため、最初から速いスピードで踊ろうとするとなかなか上達できません。まず、自分がついていけるスピードから練習を始めると良いでしょう。
基本的なステップを覚え、かつハウスダンス特有のスピードに慣れてきたら、自分なりのパフォーマンスを組み込めるようになります。上達すれば、より楽しみながらセンスの高いダンスを披露できるでしょう。
最近では、ハウスダンスと合わせてブーツやジーンズなどを身につけ、ファッションでも個性を出すスタイルが出てきています。技術以外の部分も工夫することで、ダンスパフォーマンスのクオリティが高まります。ただし、慣れるまでは動きやすい服装で踊るのがおすすめです。
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ハウスダンスは、パワフルなパフォーマンスが目を惹く、カッコいいダンスジャンルです。基本的なステップを覚えてしまえば、比較的簡単に踊れます。一人でステップを覚えるのが不安な方や、ダンス初心者の方は、プロの講師から指導を受けられるダンススタジオやスクールへ通ってみてはいかがでしょうか? ぜひ人気を集めているハウスダンスにチャレンジしてみてください!