ダンスの基本ステップ4種類の覚え方を徹底解説

ダンスの基本ステップ4種類(ランニングマン,チャールストン,クラブ,ポップコーン)の覚え方を徹底解説、ダンススクールTOKYO STEPS ARTSのコラム写真1

ダンスの上達においてステップを覚えることは、ダンスの上達に欠かせません。

さまざまなステップを習得すれば、振付けを早く覚えることや即興ダンスの上達にも直結します。

しかし、ステップには初心者から上級者まで、それぞれに適したものがあります。

今回は初心者が知っておきたい、4種類それぞれの基本ステップの覚え方を解説します。

 

 

1.王道ステップ「ランニングマン」

ダンスの王道ステップで、走っているかのような足の運びをするステップが「ランニングマン」です。

腿から右足を上げ、その足をやや前方下ろしながら左足を後ろにスライドします。

次に、後ろにスライドした左足を腿から上げながら、右足を体の真下まで後ろにスライドします。上げた左足をやや前方に下ろしながら、右足をさらに後ろにスライドします。

この流れを交互に行えば、ランニングマンの完成です。

コツはケンケンパをイメージする

ランニングマンは、ケンケンパのリズムをイメージしましょう。このリズムに合わせることで、スムーズに足を動かせます。

また、綺麗にみせるのであれば、後ろにスライドする足は、反対側の足を上げたときに体の真下まで下げ、反対側の足を下げたときにさらに後ろにスライドする、2段階でスライドすることも覚えておきましょう。

 

2.早いテンポの曲にも対応できる「チャールストン」

チャールストンは足のつま先を軸にして繰り出すステップで、アップテンポの曲にも使えるので覚えておくと便利です。

やり方は、足を肩幅に開いてつま先立ちをし、右足を上げながら両足のつま先を内側に向け、右足を一歩前に下ろすと同時に両足のつま先を外側に向けます。

左足を上げる際も同じようにやり、そのリズムとステップで前に進んだり後ろに下がったりします。

16ビートのリズムに乗って練習する

つま先を軸にして、16ビートのリズムに乗りながら両足のかかとを外側と内側の交互に動かす練習をしましょう。

前に進んだり後ろに下がったりする際は、一本の綱を渡るイメージで行うのがコツです。

 

3.つま先とかかとで真横に動く「クラブ」

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クラブとは蟹の意を持ち、つま先とかかとを使って蟹のように真横に動くステップです。

足は両方のつま先を近づけたハの字にした状態からスタートし、左に行くときは左のつま先と右のかかとを上げ、左のかかとと右のつま先を軸にそれぞれのつま先とかかとを左に移動させて蟹股を作ります。

蟹股の状態から左のつま先と右のかかとを軸にそれぞれのかかととつま先を左に持っていけばさらに左に行けます。右に行く際も同じ要領で進みましょう。

足は揃えないでハの字かその逆を意識

足は揃えず、必ずハの字やその逆になるように注意しましょう。

移動したい方に向いているつま先とかかとを軸にするように意識すると、混乱せずにステップを踏めます。

 

4.ほかのステップと合わせやすい「ポップコーン」

ポップコーンは、ほかのステップと組み合わせやすく実用性の高いステップです。

右足を後ろに曲げ、蹴るように前に出しながら左足を後ろにスライドします。

右足を下に下ろしながら左足を後ろに曲げ、蹴るように前に出しながら右足を後ろにスライドします。

蹴りだす足を曲げることがポイント

蹴りだす足は後ろにしっかり曲げてから前に出すのがポイントです。

簡単なので、マスターしたらほかのステップと組み合わせながら練習しましょう。

 

 

基礎ステップを覚えた後チャレンジしたいダンスの応用ステップ

ダンスの基本的なステップを覚えたら、そのステップを軸にアレンジした応用ステップを練習しましょう。

基礎ステップを習得後に挑戦しやすい応用ステップを2つ紹介します。

 

1.クラブステップを応用して左右に横移動

クラブステップで右に2ステップ進んだあと、右足のかかとを重心に右つま先を右に動かしながら左足を後ろへクロスさせ、元の位置に戻します。

逆は左に2ステップいったあと、左足のかかとを重心に左のつま先を左に動かしながら右足を後ろにクロスさせ、元の位置に戻します。

 

2.ポップコーンステップにツイストを混ぜる

ポップコーンステップで足を前に蹴り出したあと、着地させると同時に反対の足を後ろに蹴り上げてツイストの動きを交ぜてみましょう。

後ろに蹴り上げた足は反対の手で触るイメージのまま体を動かせば、自然と腰が入るのでキレイなツイストが出来あがります。

 

 

●ダンススクールなら初心者でも基礎からステップを覚えられる

ダンスのステップは基礎から応用までさまざまなものがあります。

これらは独学で学べますが、より確実にスキルアップを図るならダンススクールへの入学がおすすめです。

ダンススクールのなかには、丁寧にステップが学べる入門クラスや、レベルに応じて実力アップが図れるクラスなどが設定されています。

早期上達が期待できるカリキュラムが組まれているので、本気でダンスに取り組みたい人におすすめです。

 

 

●ダンスの基礎ステップをマスターしたらアレンジを加えて練習しよう

ダンスにおける基礎ステップはたくさんあり、応用ステップも限りなく存在します。

それらをひとつひとつ習得し、いろんなパターンを体に染み込ませていけば、ダンス上級者へのステップアップもそう遠くはありません。

まずは、基礎から着実に学び、徐々にそのスキルを発展させていきましょう。