「世界のダンスを知ってみよう2」

「世界のダンスを知ってみよう2」

前回に引き続いて、世界中にある国特有のダンスを紹介いたします。

ダンスはコミュニケーションです。例えば、海外ダンサーとセッションする時に相手の国のダンス・エッセンスを混ぜたりすると、もっと素敵なダンスになるでしょう。ダンスには「習うor習わない」ではなく「知っている」という事も大切です。
今回は、前回に引き続き、世界のダンスをご紹介します。

 

 

■アイルランドのダンス「アイリッシュ・ダンス」

アイリッシュ・ダンスは、社交ダンス(ソシアル・ダンス)と足の動きを主体とするステップダンスに分類されます。さらに、ステップダンスは、細かく分けることができ、シャン・ノース、 オールドスタイルステップダンス、コンペティションダンスの3種類があります。さらに競技用ダンスは、ライトダンス、ヘヴィダンスと分けられます。下半身と足の動きが特徴的です。

 

 

■ウクライナのダンス「ホバーク」

ウクライナ・コサックダンスに由来する、ウクライナの伝統的なダンスのひとつです。 身軽な動きで複雑なステップを踏み、早いテンポで演技されます。 コサックダンスとも呼ばれ、よくロシアの伝統舞踊と間違われる事が多いですが、 正式にはウクライナの代表的なダンスとなっています。

 

 

■ブラジルのダンス「サンバ

浅草サンバ・カーニバルでお馴染みの方も多いのではないでしょうか。サンバ・ダンスは足や腰の動きを基本として、ほとんど即興で踊ります。基本は4分の2拍子の音楽に合わせて、フロアを反時計回りに移動していきます。

 

 

■アルゼンチンのダンス「タンゴ」

ポピュラー音楽およびダンスの一形態で、カンドンベ、ミロンガ、ハバネラなど複数の音楽が混ざり合って 19世紀半ばにブエノスアイレス、モンテビデオ近辺のラ・プラタ川流域で生まれたとされています。 強靱なリズムにロマンティックでありながら時としてメランコリックな主旋律がタンゴの魅力です。また刺激的なコスチュームも特徴です。

 

――いかがでしたか?
ダンスを知ることは、自分の新しいダンス・スタイルの成長にも繋がります。
ダンスは各国、各地域に根付いた文化です。ダンスを知ることは、その国・地域を知ることにもなります。
世界のダンスを紹介するのは第2回目となりました。まだまだ特徴的なダンスは沢山ありますので、またの機会に紹介いたします。