「世界のダンスを知ってみよう1」
世界にはさまざまな種類のダンスがあります。そして、ダンスが生まれた背景には国特有の文化や歴史があり、動き方や衣装に反映されています。世界各国のダンスを知ることは、新しいステップや動きを習得するほかにも、国の歴史を知ることにも繋がります。今回は、世界にあるダンスの一部をご紹介します。
日本舞踊 は海外で「Japanese dance」と呼ばれ、日本ダンスの総称として呼ばれています。そもそも舞踊とは坪内逍遥と福地源一郎によって作られた造語で、日本の伝統的なダンスである舞(まい)と 踊(おどり)を 足し合せたものです。明治37年、逍遥の「新楽劇論」(しんがくげきろん)で使われてから広く用いられるようになりました。最近では日本文化の浸透が進み、欧米諸国やアジアでも「Nihon Buyo」という呼称が定着しつつあります。海外にダンス留学すると「日本舞踊を踊ってみせて」と言われることもあるので「かじる程度」には知っておいて損はないでしょう。
■アメリカのダンス「タップダンス」
タップダンス は、タップスと呼ばれる金属板を靴底の爪先(ボウル)と踵(ヒール)につけて床を踏み鳴らしながら踊るのが特徴のモダンダンスです。18世紀のアメリカ合衆国・サウスカロライナ州の黒人を中心に誕生したと言われており、20世紀になって映画や音楽とともに急速に世界に広がっていきました。
■韓国のダンス「チャンゴチュム」
チャンゴという太鼓を肩に掛けて「打ちながら舞う」という特徴的なダンスです。農民の祝祭に踊る、韓国では最も人気のある民族ダンスのひとつです。太鼓のリズムとダンスが 祝祭の楽しい雰囲気を一層引き立てます。
■スペインのダンス「フラメンコ」
フラメンコは皆さんもテレビや写真で見たことがあるのではないでしょうか。「オ・レー!」や「オーレ!」の掛け声が印象的で、歌、踊り、ギターの伴奏が情熱的なダンスを演出します。ダンスは、つま先やかかとで床を踏み鳴らしてリズムをとる(サパテアード)、手の動き(ブラッソ)が特徴であり、重要な要素だと言われています。 歌は深く響く声(カンテ・ホンド)。それぞれのエッセンスがギターと重なることでエンターテイメント性を生み出しています。
――いかがでしたか?
国ごとに特徴的なダンスがあって、面白いですね。
もし、行ってみたい国や面白そうなダンスを見かけたら調べてみると勉強になりますよ。
まずは第1回目ということで、身近なダンスを紹介してみました。
まだまだ紹介しきれていないダンスがありますので、また次の機会に紹介しますね。
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