ダンスが上手くならない人へ
「ダンスの練習はしているけれど、上手くならない」
「周りに比べ踊れるようになるのが遅い」
このような悩みを持っていませんか?ダンスを頑張っているのに、一緒にレッスンをしている人たちと比べてあまり上手くならないとき、ついつい自分にはダンスが向いていないのでないかと思ってしまいます。そんなときはネガティブになる前に、なぜ上達しないのか、原因を考えることから始めてみましょう。
○初心忘れるべからず
長くダンスを続けていると、徐々にダンスをすることが当たり前になってしまいます。ダンスを始めた時のことを思い出してください。ダンスが好きで始めた頃のことを思い出すと、音楽に合わせて身体を動かしているだけでも楽しい気分になりませんでしたか?
ダンスに慣れてくるとこのような楽しかった気持ちを忘れてしまいます。この動きをマスターしなくては…。イベントまでは踊れるようにならなくては…。こういった気持ちは焦りを生むばかりです。一度初心に帰って、楽しむことを優先してみてはいかがでしょう。初めて踊った曲や好きな曲で気持ちを切り替えてみると効果的です。
○誰かに教える
人は誰かに教える時が、一番成長できます。ダンスが上達しないと感じた時は、一度誰かに教えてみるのも効果的な方法です。人に何かを教えるという行為は、教えている自分の中に気づきをもたらします。
時には、自分がダンスを習っている時にはわからなかったポイントに気付くかもしれません。教えているうちに、他人の為にしっかり教えたいという気持ちも湧いてきます。気持ちが切り替わったところでもう一度練習を再開してみましょう。
○誰かに見てもらう
一度、ダンスを誰かに見てもらいましょう。自信がないときはダンスを見たもらうことにも抵抗があるかもしれませんが、それでも構いません。人は他人にフィードバック(反応)をもらうことで、大きな刺激になります。逆にそれがないと、ただ漫然と練習を繰り返すことになるので、モチベーションも上がらないのです。ダンスがうまくならないと悩む方に限って、一人で黙々と練習に打ち込んでいたりします。
どうしても見てもらう人がいないときは、動画に撮ったりしてフェイスブックでアップしてみても良いでしょう。とにかく人に見てもらうことで壁を超えることにつながるのです。
○あえて息抜きをしてみる
誰にだってスランプは訪れます。それこそ自分が目指しているようなプロのダンサーだって、必ずスランプは経験しているはずです。そういう時は、もがいても決していい結果が出ないこともあります。時には息抜きをしてみることも必要なのです。
一旦距離を開けてみることで、客観的になったり冷静になったりできるので、自分が悩んでいたポイントを乗り越える視点を得ることもできるでしょう。切羽詰まったら息抜きをする、それが長続きのコツでもあるのです。