ダンスのセンスを磨く方法

ダンスのセンスを磨く方法ダンススクールでよく聞く会話に――

「貴方のダンスはセンスがあるね」

「センスのあるステップだったね」

「もっとダンスのセンスを磨きたいなぁ・・・

――なんて

一度や二度はこんな風に“センス”という単語を耳にしたことがあるかと思います。

今回は、ダンスのセンスについてお話したいと思います。

具体的に「センスとは何か

と聞かれると、一概に説明出来かねますが

きっと、器用さだったり、ダンステクニックだったり、選曲の良さだったり、振り付けだったり――。

そういった要素が重なって「センス」と言われているような気がします。

人や周りを観察し、良い所(流行りやウケが良い情報)を吸収する。そして、それを最適なバランスでダンスに取り入れる。ダンスのセンスがある人には、こういった要素があるように思えます。

そして、実はダンスのセンスとダンス経験は関係ありません。

ダンスにおいて、センスがあると言われる人は「観察力が高い」「情報のアンテナが高い」「応用力が高い」といったポイントが共通しています。

なので、ダンススクールに通い始めたダンス初心者でも、ダンスのセンスがある方はいます。

普通の人は“見る”という作業になってしまいますが、センスのある人は観察して、自分なりに何かを取り入れているのでしょう。

“見る”と“観る”では、得られる情報が大きく違います。

インプットする情報が多ければ多いほど、ダンスのパフォーマンスアップに繋がります。

たとえば「足のステップは一応出来ているけど、手の動きがおかしいな

という方は、おそらく足しか見ていないのではないでしょうか。

観察力に優れている人は、手足を部分的に見るのではなく、体全体を見て「どんな風に動かして踊っているんだろう。どこがポイントなんだろう?」と考えて観ていると思いますよ。

観察力が優れている人は、どんどんダンスが上達します。

仲間がダンス発表している時間を休憩時間にしてしまっている人は、もしかしたら大きな損をしているかも知れませんよ。ダンスの発表会は仲間のダンスを観て勉強するチャンスです。

ダンスのテクニックは、昔の職人の様に「技を盗む」、これですね。

データが不足していればアウトプットできる量も限られてきます。

なので、練習を沢山してもダンスが上手にならない人は、もしかしたら情報を十分に得ていないだけかも知れません。

――いかがでしたか?

レッスンで学び、自主練習で復習。

そして、仲間のダンスから良いポイントを沢山吸収しましょう。