世界のダンスを知ってみよう4

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世界では、多くのダンスが踊られています。世界のダンスを知ってみようシリーズもすでに4回目。
今回も世界各国のダンスを紹介します。あなたはどれだけ知っていますか?

 

■ヨーロッパ「ワルツ」

ワルツはテンポの良い淡々とした舞曲に合わせて踊るダンスで、13世紀頃にヨーロッパの農民が踊っていたヴェラ―というダンスが起源と言われています。世界ではワルツというとアップテンポなウィンナ・ワルツのことを指しますが、日本ではスローワルツのことを一般的なワルツと読んでいます。

 

 

■アメリカ「ジルバ」

ジルバは社交ダンスのひとつで、戦後アメリカの駐留軍によって日本で紹介されました。軽快でリズミカルな動きが人気です。現在でもパーティーなどで踊られることの多いペアダンスです。ステップ自体はそれほど難しいものではありませんが、男性が女性をリードするため、男性にとっては慣れるまでが大変かもしれません。

 

 

■インドネシア「ケチャダンス」

ケチャは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱、または呪術的な踊りにともなう舞踏劇です。上半身裸で腰に布を巻いた男性の集団が円陣を組み、「チャッ!チャッ!チャッ!」と叫びながら踊ります。日本でもテレビで放送されることが多く、わりと知名度の高いダンスだと思います。

 

 

■ニュージーランド「ハカ」

「ハカ」は、ニュージーランドの先住民「マオリ族
の戦士が戦いの前に手を叩き、足を踏み鳴らして、自らの力を誇示しながら相手を威嚇する舞踊です。ラグビーのニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合の前に踊ることでも有名です。現在では威嚇するというよりも、相手に対し敬意や感謝を表現する意味で用いられることが多く、結婚式、葬儀など、様々な場面で踊られます。

 

今回も世界のダンスを4つ紹介しました。
ダンスは、ただ踊るだけではなく様々な意味が込められていることが分かっていただけたと思います。
世界のダンスを紹介するのが今回で4回目となりました。
私たちの知らないダンスはまだまだ数多く存在しています。ダンスを通じて国際交流してみるのもおもしろいかもしれませんね。