子どものやる気を下げないために!ダンスを習わせる親が注意したい4つのこと
子どもにダンスを習わせている親にとって、子どもへの接し方を考えることは非常に大切です。親の言動一つで、子どものやる気を上げることも下げることもできてしまいます。
ここでは、
子どもに「もっとダンスをしたい」「上手くなりたい」と思ってもらうために
ダンスを習わせる親が注意したいポイント
を4つご紹介します。
1. 「もっとできるはず」といった過度なプレッシャーを与える言動をしない
「もっとできるはず」「次はこれもできるようになろうね」「こんなこともできないようじゃ…」「あの子はもっと上手いのに…」なんて言葉をかけてはいませんか?
知らず知らずのうちに発してしまいやすい言葉ではありますが、これらの言動は子どもにとって過度にプレッシャーを与えてしまうことがあります。
自分の子どもにもっとダンスを上手くなってほしいと思うのは親としては当然のことですが、プレッシャーを与えすぎると子どもはかえってダンスへの興味をなくしてしまいます。他のことに逃げようとしたり、ダンスをしているときに親から言われた言葉が気になって集中できなくなってしまったりすることも。
ダンスはコツや感覚さえつかめば、自然と上達していきます。思ったようにダンスをしてくれないからと言って、焦ってプレッシャーをかけるような言葉を言ってしまわないようにしましょう。
2. レッスンや発表会、コンクールの後はたくさん褒めてあげる
褒められて伸びるか、怒られて伸びるかはその子どもの性格やスクールの環境にもよります。しかし、親から褒めてもらうことは、ダンスだけでなく子どもの心の成長にとっても非常に大切。
レッスンでどんな練習をしたのかを聞いたら、「そんなこともできるようになったんだね」というように、細かい点まで褒めてあげてください。また、レッスンの後だけでなく発表会やコンクールに出場した後は、結果はどうであれ、精一杯頑張った子どもを必ず褒めてあげましょう。
そうすることで、「もっとダンスの話を聞いてほしい」「上手くなったところを見てほしい」という思いが高まり、やる気へとつなげられます。
3. 保護者同士のつながりは子どものダンス生活にもプラスになる
子どものやる気を引き出したいと思ったときは、子どもとの関わり方だけでなく、他の保護者との関わり方にも目を向けましょう。
保護者同士の仲がいいと、自然と子どももクラスに馴染みやすくなります。レッスンの日以外でも、子ども同士で遊びやすくなるでしょう。そうすると、レッスンのない日に友達同士でダンスの練習をする機会も作りやすくなり、上達もしやすくなります。
また、保護者同士のつながりがあれば、ダンスについての情報も取り入れやすくなります。同じスクールに通う子どものお父さん、お母さんに、「子どもへの関わり方がわからない」「どのように上達させればいいのかわからない」といった相談もしやすくなるでしょう。
4. ダンスを嫌がるようならその理由を聞き、問題解消に協力する
子どもがダンスのレッスンに行くのを嫌がるという場合は、クラスの雰囲気をよくチェックしてみましょう。ダンスそのものが嫌になったわけではなく、そのクラスの人間関係や講師が嫌になってレッスンを嫌がっている可能性もあります。
このような素振りがあった場合は、子どもの話をきちんと聞いてあげて、まだダンスを続けたいようなら時間帯やスクールそのものを変えてあげることもおすすめです。
・子どものやる気の引き出し方で悩んだらダンススクールへ相談してみる
以上、子どものダンスへのやる気を下げないために注意しておきたいポイントについてご紹介しました。
ただ、子どもの心は想像以上に繊細ですから、どうしても「子どもとの関わり方がわからない」「どうしてもやる気を上げさせることができない」といったお悩みを抱えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合は、一度ダンススクールに相談してみることをおすすめします。自宅での子どもへの接し方など、ダンス以外のことについてもアドバイスをしてくれるはずです。
スクールによっては面談やカウンセリングをしてくれるところもあるので、ぜひ活用してみましょう。